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資産形成・節約

損益計算書(PL)が簡単に読めるようになる

はじめに

会社経営や個人事業において、売上の増加だけではなく、実際にどれだけの利益が残るかを把握することが重要です。
特に、PL(損益計算書)を理解することで、黒字倒産を防ぐことができます。
この記事では、PLの基本的な概念とその重要性について説明します。

まず、なぜPLを理解することが重要なのかを説明し、その後にどのようにPLを活用して経営を健全に保つかを解説します。
これを覚えると経営だけではなく、投資にも役立ちますので、ぜひ覚えてください!

読者のゴール

この記事を読むことで、読者はPLの基本的な読み方と活用方法を理解し、自身の事業の財務状況をより明確に把握できるようになります。
また、他社のPLを参考にすることで、自分の事業に役立てるだけでなく、投資判断にも生かすことができるようになります。

自己紹介

こんにちは。ぼくは会社員をしながら、投資や1人会社の経営をしています。
会社員の視点から、起業を目指す仲間たちに向けて、役立つ情報や実践的なアドバイスを発信しています。
経営や投資の知識を分かりやすくお伝えし、共に成長していきましょう。

PLが重要な理由

PL(損益計算書)を理解することは、経営の健全性を保つために非常に重要です。売上がどれだけ上がっているかだけでなく、実際に手元に残る利益を把握することで、黒字倒産のリスクを避けることができます。例えば、1億円の利益が出たとしても、その全額を店舗拡大に使ってしまうと、手元に残る現金がなくなり、税金を支払えずに黒字倒産してしまうこともあります。

PLの読み方を解説

まず、PL(損益計算書)の基本的な項目を理解しましょう。
PLは会社の一定期間の成績表であり、以下のような項目があります。
この5つの項目を覚えればPLを読むことができます。

  • 売上総利益
  • 営業利益
  • 経常利益
  • 税引前当期純利益
  • 当期純利益

順番に解説していきます。

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売上総利益

まずはこちらの図を見てください。

左の表に色々書いてありますが、難しいので右の表で覚えてください。
左上に費用、左下に利益、右に収益。
要は、費用や収益には色んな種類があるということです。

売上総利益の解説はこの図のようになります。
左の例にある通りですので、よく見てください。

売上総利益とは、本業の利益ですので、カフェで行くと、コーヒーやフードの販売になります。

営業利益

営業利益は、先ほどの売上総利益から販管費を差し引いて算出します。
要は、給与、広告、家賃などの費用を引いた金額になります。
コーヒーの例でお話すると、

  • 50円でコーヒー豆を仕入れ
  • 50円の売上総利益
  • 販管費で20円掛った
  • 営業利益は30円

となるわけです。
簡単ですよね?笑

経常利益

次に経常利益です。
経常利益は、本業以外で獲得した、利益、費用を加算します。
例えば

  • 普段はカフェを営業
  • 週に1回、イベントスペースでコーヒーのレッスンを実施
  • イベントスペース利用(費用)
  • レッスン料(収益)

こちらを加算すると、経常利益となります。
経常利益の方が、営業利益よりも高い場合は、他の収入源も安定していることがわかります。

税引前当期純利益

税引前当期純利益は、当期に発生したすべての事象を加味した利益になります。
例えば、突発的に収益や費用が発生する場合があります。
カフェの例でいうと

  • キッチンの故障(損失=費用)
  • 店舗売却(収益)

このように単発的、突発的に発生した損益を加算したものが税引前当期純利益になります。
ここに法人税がかかってきます。

当期純利益

当期純利益は、税引前当期純利益から法人税を引いた利益になります。
上記の図を見て、復習しましょう。

  • 売上総利益:本業の利益を示します。例えば、コーヒー豆を50円で仕入れ、100円で販売すると50円の利益が出ます。この利益が売上総利益です。
  • 営業利益:売上総利益から販売費と一般管理費を差し引いたものです。例えば、人件費、広告宣伝費、店舗家賃などが含まれます。売上総利益が高くても、これらの費用がかかりすぎると営業利益は低くなります。
  • 経常利益:本業で獲得した利益に、本業以外で獲得した収益と費用を加えたものです。例えば、イベントやレッスンなど、本業以外で毎月継続的に発生する利益が含まれます。
  • 税引き前当期純利益:当期に発生したすべての事象を加味した利益です。ここに法人税がかかります。例えば、キッチンの故障や店舗売却などが含まれます。

実践編

それでは実際に考えてみましょう。

ヒントを見れば簡単にわかってしまいますが、これを見てどうでしょう?
読めていませんか?
まだわからない人は上の解説をもう一度読んで頂き、
読めた人は次に進みましょう!

これが実際の損益計算書(PL)になります。
小さくて申し訳ないですが、確認してみてください。

まとめ

PLの各項目、売上総利益、営業利益、経常利益、税引き前当期純利益、当期純利益を理解し、それぞれの数字が何を示しているのかを把握することが重要です。

今後もこのような情報を発信していきますので、ぜひInstagramのフォローをお願いします。

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